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昨夜は3時すぎまで眠れなかった。

何が不安なのか自分でもわからなくて、

スマホを無意味にスクロールして、

気づけば空が少し明るくなってた。

それでも朝は来る。

6時半のアラームが鳴ったとき、世界が敵に見えた。

全身が重たくて、目も開かなくて、

「今日はもう全部サボろうかな」って思った。

でも、目を開けた。

右手を伸ばしてアラームを止めた。

ゆっくりだけど、布団から足を出した。

誰にも褒められないし、拍手もされない。

でも、俺は今日も立ち上がった。

昨日にちゃんと「続いてる」。

歯を磨いて、顔を洗って、スーツを着て。

ギリギリの電車に間に合って。

会社について、PCの電源を入れたとき、ふと思った。

「今日の俺、よくやったな」って。

寝坊しなかっただけじゃない。

この“しんどい朝”を裏切らずに、生き延びた。

それってたぶん、すごいことだ。

だから今日も言わせてくれ。

えらい俺。

ちゃんと起きた俺。

生きてる俺。

最高にえらいぞ、俺。

まどか